慢性的な腰痛でお悩みの方、その腰痛の原因が何なのか、決めつけてませんか?
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- 整体院
- etx...
どこに行っても治らない方。
- ヘルニアになりかけてますね~
- 脊柱管狭窄症ですね~
- 腰椎すべり症ですね~
- etx...
と診断されて結局解決しなかった方。
それ、完全に当てずっぽうの診断ですから、信じない方が良いですよ。
慢性的な腰痛の原因は生活習慣です。
それ以外ありません。
※この記事ではヘルニアにだけ言及しますが、慢性的な腰痛の場合ヘルニアと同様に脊柱管狭窄症やすべり症も信じない方が良いです。最後まで読めば理由が分かります。
もし腰痛の原因がヘルニアなら
まず椎間板ヘルニアの人の状態を図で見てみましょう。

これが椎間板ヘルニア。
普通脊椎からはみ出ないはずの椎間板がはみ出ちゃってるのが、ヘルニアです。
じゃあこのヘルニアが本当に腰痛の原因だったとしましょう。
このはみ出た椎間板を手術で取らないと痛みが収まらないはずじゃないですか?
だってヘルニアが原因なんですから。
でも実際はヘルニアを放っておいても痛い時と痛くない時があるはずです。
ヘルニアはず~っとはみ出たままなのに。
ということはヘルニアが直接的な腰痛の原因じゃないわけです。
ヘルニアを切除しても慢性的な腰痛は治らない
手術でヘルニアを切除しても、ほとんどの人が慢性腰痛に戻るという研究があります。
手術に失敗し、神経根を傷つけられ歩けなくなる・麻痺などの後遺症を発症することさえあります。
なぜヘルニアって診断されてヘルニアを切除したのに腰痛が治らなかったのか。
慢性的な腰痛の原因は生活習慣だからです。
腰にダメージを与える生活習慣を続けていたら何をしたところですぐに腰痛になるんです。
ヘルニアなのに腰痛じゃない人がいる
もう一つ重要な事実が
「ヘルニアなのに腰痛じゃない人がいる」
これです。
多くのレントゲン写真が証明しています。
- 腰曲がりでよろよろ歩いている老人
- 慢性腰痛で悩む40歳
レントゲンの上では、老人の方が明らかに脊椎が曲がり圧力がかかってヘルニアと診断されるべきレントゲンなのに、実際は腰痛で悩む40歳のレントゲンを「ヘルニア」と診断されることが多くあります。
つまりヘルニアだからヘルニアと診断されるわけではなく、腰痛だからヘルニアと診断されるわけです。
この異常事態に気付いてください。
当てずっぽうに診断する理由
なぜ当てずっぽうにそういう診断をするのか。大きな理由が3つあります。
- 「分からない」と言いづらいため
病院で分からないと言われて納得してくれる患者は少ない
- 保険適用するため
保険を適用するには器質的損傷がある必要がある
例)骨折、捻挫、脱臼、挫傷、関節炎、ヘルニア、etx...
- 諦めさせるため
生活習慣やストレスが原因だと言っても納得してくれないが、脊椎に異常がある言うと諦めたり納得してくれる患者が多い
以上3つの理由で当てずっぽうに診断します。
患者のためといえば患者のためなんですが、やはり本当のことを教えてくれないのはずるいです。
当てずっぽうで診断している医師も、腰痛と無関係と知っていて診断しています。
だって「骨に異常が」と言いながらも
・電気治療
・筋弛緩剤を処方
など、筋肉にしかアプローチしていないわけですから。
「骨に異常が」あるのが原因であるなら、骨にアプローチしないといけないはずでしょう。そこに疑問を持つべきなんです。
慢性的な腰痛の原因は生活習慣
慢性的な腰痛が器質的損傷が原因でないことは明らかなんですが、じゃあ何が原因なのか。
それは生活習慣です。
慢性的な腰痛の原因は
生活習慣
だけです。
では、どのような生活習慣が慢性的な腰痛を引き起こすのか。
次の記事で。
こうやって書くと急性の腰痛や麻痺の症状が出ても病院に頼らない方が出てくるかも知れないので、一つ勘違いがないようにしておきたいことがあります。
明らかに炎症を伴った激痛(急性の腰痛)や、持続的麻痺などの異常は器質的損傷がある可能性が高いですから、病院の出番です。医師の診断を信じましょう。