最近、急激に暑くなってきたので、今日は脱水についてです。
暑いから頭痛がする?

「暑いと頭痛するんだよねー」
っていう声がチラホラ。
本当に暑いから頭痛してんの?と思うわけです。
暑いから頭痛がするなら、南国の人はみんな頭痛です
ということは「暑いと頭痛する」は間違い?
半分正解で半分間違いです。
正解は、
暑い+〇〇=頭痛
暑いだけでも頭痛にはなりません
〇〇だけでも頭痛になりません
でも暑い+〇〇 になることで頭痛が起こる。
実はこの〇〇に入る言葉は「脱水」「ストレス」「自律神経失調症」「肩こり」などなど、結構たくさんあります。
だから 暑い=頭痛 なんて言いだす人が増えるわけです。
暑くなると頭痛する人で一番多くの人に当てはまる〇〇は「脱水」です。
暑いと脱水になる?

当たり前かもしれませんが、暑いと汗をかくので脱水になりやすいです。
でももしかすると、皆さん、暑さでどのくらい脱水になりやすのか勘違いしてませんか?
暑いとすごく脱水になりやすい
んです。
って当たり前のことを真顔で言っちゃってちょっと恥ずかしいんですが、
じゃあどれほど脱水になりやすいかって話ですよね。
先に脱水の基準から説明しておくと、
体の水分量の1%~2%減ると脱水症状が出ます。
体重50kgの人なら約500mlの不足で脱水になります。
暑い環境では、そうでない日に比べると一日1リットル以上多く汗をかきます。
ということは
暑い環境でいつも通りの水分摂取をしていると即脱水になるということ。
意識的に多く水分を摂らないと、すぐに脱水になりますから注意が必要です。
脱水で頭痛になる?

結論から述べると、脱水で頭痛になります。
しかも2%の脱水で頭痛になるということで、水分補給が足りないとかなり早い段階で頭痛になります。
頭痛は頭がガンガンするタイプと、ギューっと痛くなるタイプの二種類あります。
頭がガンガンする頭痛
暑いと頭がガンガンする頭痛。
よくなりませんか?
それ脱水のせいです。
2%の脱水で頭痛が起きますが、脳と頭蓋骨の間にある液体(脳脊髄液)の減少が頭痛の原因と言われています。
頭がズーンと重い頭痛
脱水で頭がズーンと痛くなることもあります。
こちらは緊張型頭痛です。
脱水が筋肉を機能低下させ
肩や首の筋肉がこわばることで頭痛になります。
どのくらい水分補給すれば良い?

暑い→脱水→頭痛
つまり
暑い=頭痛
ということですね。では、脱水を回避するためにどのくらい水分補給すれば良いのか。
1日2リットルの水分補給が目安
1日2リットルが基準です。
運動したり、炎天下で動きまくる人でなければ、こまめに水分補給をして1日2リットル程度摂ることをオススメします。
のどが渇く前に飲む
人によって汗をかく量も違います。
全員にちょうどよく当てはまる脱水回避方法はあるのか?
あります。
それが「のどが渇く前に飲む」こと。
のどの渇きを感じるときは、すでに1~2%の水分不足です。
ですから、のどが渇く前にこまめに水分補給をしていれば一番良い潤った体の状態をキープできるわけです。
脱水を回避するだけで素晴らしい効果
脱水で頭痛になるという話をしてきましたが、脱水を回避して潤った体をキープするだけでたくさんの効果があります。
- 肉体ストレス軽減
- 生理機能向上
- 向精神作用
- 肉体能力向上
- 脳の血流向上
結構キリがないんですが、ヒトにとって水はとんでもなく大事な成分ということです。
ヒトの約6割は水分ということを考えると当然ですよね。
まとめると、
暑い→脱水→頭痛
のどが渇く前にこまめに水分補給すると◎
1日2リットル目安に水分補給
水分補給はどんな薬より体に良い
ということです。
水分をしっかり摂って健康ライフを送りましょう。
最後に一つ注意点です。
水ばっかりガブガブ飲むと体内ナトリウム濃度が下がって逆に頭痛したりしますので注意してくださいね!
(1時間に1リットル以上「水」を飲むと水中毒になる可能性があります)

ちなみに私は家での水分補給は水道水を浄水して飲んでますし、職場では安いボトルウォーター(軟水)を飲んでいます。
まぁ日本の水道水は今のところ安全なので、普通に飲んでも良いと思うんですが、一応私が使っているものを下に載せておきますので興味ある人は一回使ってみると良いと思います。

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