睡眠時間6時間以下でほぼ確実に太る

最近、周りのおデブさん達の話を聞いていて思ったんですが、
「痩せない…」「そんなに食べてないのに太っちゃう」とか言ってる人に限って毎日4~6時間くらいしか寝てない傾向があるような…。
睡眠不足とおデブって相関性があるんじゃないか?!
と思いまして、調べてみました。
その結果、やっぱり睡眠時間とおデブさんには関係がありました。
睡眠時間が短いと太るのか
結論、睡眠時間が短いと太りやすいということが分かりました。
以前
でも書いた通り、結局のところ摂取カロリーが消費カロリーを上回ると太っていくわけです。
ですから、睡眠不足で太るという仮説を証明するには、
【睡眠不足だと摂取カロリーが増える】
または
【睡眠不足だと消費カロリーが減る】
このどちらかが証明できれば良いわけです。
その結果、
【睡眠不足だと摂取カロリーが増える】
ということが分かりました。
睡眠不足で摂取カロリーが増える

次に睡眠不足で摂取カロリーが増える理由です。
睡眠時間が短い=より活動するためのエネルギーが必要だ
と、脳が考えます。
エネルギーが必要だ=カロリーをたくさん摂らなきゃ
と、脳が考えます。
カロリーをたくさん摂らなきゃ=自然とカロリーの高いものを食べる
こういうカラクリです。
では、カロリーが高いものって何か?
脂質
です。
睡眠時間の短い人は、脂質を好んで食べるようになる

糖質 | 脂質 | タンパク質 | |
カロリー/1g | 4kcal | 9kcal | 4kcal |
上の表をご覧ください。脂質…。
100gのタンパク質を食べると400kcalですが、100gの脂肪を食べると900kcalにもなります。
脂肪を食べる比率が上がるということは、それだけ摂取カロリーが増えるということ。
睡眠時間が6時間以下になると、糖質は変わらず食べ、タンパク質を食べなくなり脂質を多く食べるようになります。
結果として摂取カロリーが増えてしまうんです。
睡眠時間が短いとどのくらい脂質を好んで食べる?
さて、どのくらい脂質を多く食べるようになっちゃうのかというと、ほんのちょっとだけです。
一日当たり、いつもの食事からタンパク質が77g減り、脂質が77g増えるだけ。
77gがどのくらいかというと、茶碗1杯のご飯が約150gですから、その半分くらいです。
たったそれだけ食事が脂質に偏るだけなんですが、それがおデブの原因になります。
77gタンパク質を減らし、77g脂質を多く食べると、摂取カロリーは385kcalほど増えます。
385kcalが30日間続けば、11,550kcalにもなります。
11,550kcalは人間の体重に換算すると5kgほど。
消化吸収されない分やと、過剰にカロリーを摂ることでの消費カロリー増加分を差し引くと、実際30日間では約2kgほど体重が増加します。
体重増加=睡眠不足の日数×66g
というわけで結論を述べると
体重増加=睡眠不足の日数×66g
でした。
まぁ1日睡眠不足で約66g増えるってことですね。塵も積もっておデブになるわけです。
睡眠不足でも食事を管理すれば大丈夫

じゃあ睡眠不足だと絶対太るの?というと、そうでもありません。
なので「ほぼ確実に太る」というタイトルにしました。
無意識に食の好みが変わって摂取カロリーが増えてしまうだけですから、食事を管理して摂取カロリーをコントロールすれば大丈夫なんです。
糖質・脂質・タンパク質をどれだけ食べたか管理するだけで、健康管理や体重管理が上手くいきます。
「マクロ管理」という素晴らしい食事管理方法がありますので、どうしても睡眠時間が短くなってしまうという方は取り入れてみてはいかがでしょうか。
でもやっぱり睡眠時間は7時間くらい取った方が生産性も上がるし健康的ですから、睡眠時間が6時間以下の人は睡眠時間を増やした方が良いと思いますよ!