ストレスって色んなところにあります。
特に職場や仕事のストレス。
サラリーマンは色んなストレスに対処しながら仕事をしなければなりません。
このストレスって、メリットとか使い道ないの?
実は、ありました。
馬鹿と鋏とストレスは使いよう
「馬鹿と鋏(はさみ)は使いよう」ということわざを知っていますか?
馬鹿でも切れない鋏でも使い方次第で役に立つという意味ですね。
馬鹿や切れない鋏のように、
実はストレスも使い方次第で役に立つわけです。
ストレスのメリット
ストレスを馬鹿や鋏のように役立つ使い方をするためには、まずストレスのメリットを理解しておく必要があります。
ストレスのメリットは「学び」や「成長」です。
ストレスを受けた先には必ず「学び」があり「成長」が待っています。
なぜ学びや成長があるのか?
答えは簡単です。
ストレスを感じる行為は、自分が慣れ親しんだ快適な領域から一歩外に出る行為だからです。
それは慣れ親しんだ快適な領域を広げる行為にほかなりません。
それはつまり「成長」なのです。
ストレスの使い方
ストレスのメリットはじゃあストレスをどうやって使えば良いのかって話です。
ストレスを乗り越えることで成長した自分をイメージすればOK。
例えば運動をして筋肉痛になる。
その筋肉痛が筋肉の成長につながると理解していれば、筋肉痛を使いこなしてより成長することができます。
ストレスも同じです。
仕事でストレスを感じる。
そのストレスが成長や学びにつながると理解していれば、ストレスを使いこなしてより成長することができます。
ストレスに対するポジティブなイメージの効果
ストレスのように一見悪いものでも、ポジティブなイメージを持つことで良いことが起こるという実証がされているので紹介しておきます。
あるホテルの清掃員さんに協力してもらった実験です。
2つのグループに分かれます。
グループ① 普段通り清掃業務をしてもらう |
グループ② 「あなた達は仕事をするだけで1日あたりの推奨運動量を満たしています」 「あなた達の仕事はエクササイズと同じ効果があります」 と説明した上で普段通り清掃業務をしてもらう |
グループ①の人は変化なしだったのに対し、
グループ②の人は体重が落ち、血圧が減り、体脂肪率が落ちました。
この実験から何が言えるかというと、
ストレスの良い側面を知った上でストレスを感じるだけで、より成長できる
さて、私たちもストレスを使いこなして良いストレスライフを送りましょう。
※筋肉痛と同じで、ストレスを使いこなしているうちに感じるストレスは減ってきます。これを実践し続けると「もっと失敗を!」「もっとストレスを!」と欲しがりになる場合もあります(成長企業の社長にもたくさんいます)