人間関係

男脳や女脳ってあるの?【男と女の違い】

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男性だけ、または女性だけの職場は近代社会ではどれほど存在するでしょうか。
ほとんどの場合、男女が同じ職場で働いています。
そんな中、どうしてもすれ違い行き違いが生まれやすいのが現状です。

「男はなんで無神経なことを平然と言うの?」
「男はなんでこんなに気がきかないの?」
「女はなんですぐヒステリーを起こすんだ?」
「女はなんで話してばっかりで仕事しないんだ?」
いったいなぜ?

それを無視して異性の部下や上司と接していては上手くいくものも上手くいきません。
より良い仕事をするには、互いに理解が必要です。

男と女は体の構造が違う

まず理解しなければいけないのは、男と女はそもそも体から違うということ。
体の構造が違う?分かってるよそんなの(笑)と言う人もいるかもしれません。
しかし考えなければならないのは、体の構造が違うゆえに起こるすれ違いです。

思春期を迎える頃には、ホルモン分泌量にはかなりの男女差が出ます。
男は男性ホルモンが多くなり
女は女性ホルモンが多くなります。

その作用により、
男は筋肉質になり
女は丸みのある体へ変化します。

この肉体的変化は、原始的な役割分担に基づいたものです。
男は狩り出て獲物を捕る。
女は脂肪を蓄え子を宿し育てる。

もともとこの時点で、男女の向き・不向きが分かれるのです。
「子育ては女の仕事だ」とか「重いものは男が持って当たり前よ」と言われることは男女平等に反しているものの、男女の基本的なスペックだけを考えるとそう言われて当たり前のような気がします。

さらに構造上、基礎代謝や筋肉量が違う分、体感気温にも差があります。約2℃の差です。男が26℃と感じているとき、女は24℃と感じているわけです。
もちろん個人差があり、暑がりの男・寒がりの男・暑がりの女・寒がりの女がいますよね。これで誤差1℃~2℃ほどあると思われます。
つまり「暑がりの男」と「寒がりの女」が25℃の場所にいるとき、男は27℃、女は23℃に感じている場合があります。
という事は、男女の最大体感気温差は4℃程。となるとエアコンの設定温度について争いが始まるのは当然の結果です。

お互いに男女の違いを知り歩み寄ることが、快適な暮らしにつながります。

男脳女脳の正体

「男と女の脳の構造を見比べた時に右脳と左脳を繋ぐ脳梁の太さが女性の方が太かった」という昔の研究結果があります。
それにより、
女は平行作業が出来るし、男は集中作業が出来る
女は感情的で、男は理性的
と、聞いたことがあるのではないでしょうか。

この研究は、男性9人女性5人というかなり少人数の被験者で行われました。
しかしその後、数千人規模の脳のMRIを見比べた結果、脳梁の太さに限らず男女の脳は構造上ほぼ同じということが分かっています。
よって「脳の構造によるスペック・性格への影響はない」と言えます。

にも関わらず、あらゆるメディアで、「男と女は脳の構造自体違う」こと前提で情報が出回っているのは「脳の構造が違うなら仕方ないね」と分かりやすい理由を求めているからでしょう。

脳の構造は同じですが、男と女では明らかな思考の違いがあります。
分泌される性ホルモンの違いや本能により、男女の脳の働きや考え方違いが出ていることは間違いないでしょう。

■男性ホルモンと女性ホルモンの影響

先に述べたように、思春期の頃からホルモン分泌には男女差が出ます。もちろん男でも女性ホルモンは分泌されるし、女でも男性ホルモンは分泌されますが、そのバランスが異なります。

男性ホルモンの作用

男性ホルモンのテストステロンには認知力、好奇心、意欲を高める作用があります。
また、感情を抑制し理性をコントロールする作用があります。
男は男性ホルモン量が多いため、感情的になりづらいといえます。

女性ホルモンの作用

女性ホルモンのエストロゲンには血管拡張により脳の血流を増加したり、記憶力を高める作用があります。
同じく女性ホルモンのプロゲステロンには食欲を増進する作用があります。
女は女性ホルモン量が多いため、記憶力が高くボケづらいといえます。

性ホルモンの脳への作用だけを抜粋するとこんなところです。
ちなみに、この性ホルモンのバランスは、さまざまな要因で「女性ホルモン分泌が多い男」や「男性ホルモン分泌が多い女」など個人差があります。
よって傾向はありますが、100%ではありません。
さらに、加齢やストレスで正常な性ホルモンの分泌が出来なくなると、「感情的になりやすい男」や「記憶力が悪くすぐボケる女」ということもあり得ます。

■本能の影響

生物としての本能による影響です。
生物の大目標は繁殖です。そのために雄と雌、男と女は役割分担し、それぞれに適合した脳の働きや考え方をするということです。
男は種をばら撒く性ですし、女は種を受け入れ育てる性です。

男の本能

男はより多く自分の種をばら撒くため、自分が優れていることをアピールしなければなりません。そのためより強くなる(稼ぐ)必要があります。男の本能による行動原理はこの1点に尽きます。

より優れた男になるため、上を目指し成長を求めます。成長した暁には、上の立場になり、いかに自分が優秀であるか誇示したくなります。
上下関係をハッキリさせ、自分より上の立場の男からは、学び、成長の糧を得る必要がありますから逆らいません。上司は部下を利用し、面倒をみます。部下は上司を手伝い、成長の糧をもらいます。

そして努力には結果を求めます
男にとって、どんなに必死に頑張ったとしても結果を伴わなければ意味がありません。

どんなに頑張って狩りをしても獲物をゲットしなければ意味がない。
どんなに頑張って働いてもお金を稼ぐ額が少なければ意味がない。
というわけです。
結果を伴い実利があって始めて、優れた男であるアピールになると考えます。

女の本能

対して女は種を受け入れ育てる性です。一つの種を受け入れると、妊娠→出産→子育てと、付きっ切りにならざるをえません。さらに女同士のコミュニティの中で、協力しあって生活し、さらには家を守ります。

そのため、より良い男を選び、横の繋がりを重んじ、家族やコミュニティ内の変化に気づく必要があります。
より自分にとって良い働きをしてくれる男を選ぶため、一途に尽くしてくれる男に魅力を感じます。女がずっと一途に好きと言い寄られると、逆に好きになってしまいやすいのはこのためです。

横の繋がりを重んじ、みんなで仲良く協力するため、出る杭は打ち込みますし、自分がハミ出ないように周りの動向を観察します。
自分の意に反しても共感します。よって共感せず、自己主張の強い女はコミュニティの安定を守るために追い出そうとします。

自分の家族や仲間の異変にいち早く気付き対処するため、細かいところまで気が回ります。あちらこちらを細部まで気を回す必要があるため、一つの物事に集中しすぎて周りが見えなくなることが少ないです。色んな作業を同時に進められるのはこのためです。

現在の社会で上手く立ち回るために

男=稼ぎに出る
女=家を守る
という構図は現在の日本でも根強く残っています。
この構図を長年続けた結果、今でも日本の社会は男社会で成り立っています。ですから、女にとってまだ働きづらい世の中です。

しかし働く女が増え、この構図が崩れつつあります。
そんな中、男社会から男女社会へ切り替え、現在の世の中に適応した体制を持つ会社こそが、成長を遂げられます。

これは個々人にも言えることで、男女の差を理解し、異性に寄り添った仕事が出来る人は、さらなる躍進・出世を約束される事でしょう。

では、最初の4つの疑問点に戻ります。

「男はなんで無神経なことを平然と言うの?」

男は結果が最優先だからです。無神経でも、理にかなっていて良い結果が得られると思うから平然と言えるのです。「どういう理由で何が起きたのか」そしてそこから「改善するにはどうすれば良いのか」が一番大事で、そこに気持ちがあることは二の次だからです。

「男はなんでこんなに気がきかないの?」

男は女に比べると目配りが下手だからです。逆に女が目配り上手であり、それが「当たり前」という感覚だからそう思うのです。男は人の体調不良などに気付いていても心配の言葉などかけません。
なぜなら心配の言葉が「解決」に直結しないからです。男は心配の言葉をかけるくらいなら「薬飲んで早く治せ」と言います。

「女はなんですぐヒステリーを起こすんだ?」

女は男に比べるとテストステロンの分泌量が少ないため感情を抑え理性をコントロールするのが苦手だからです。そして女は何より気持ちが大事。何かうったえたい時も、最大限の気持ちの発露で表現するのが効果的だと考えます。

「女はなんで話してばっかりで仕事しないんだ?」

女は仕事することで得られる「結果」よりも、おしゃべりで得られる「仲間意識」が大事だからです。そしてその「仲間意識を高め自分の立ち位置を確立すること」と「職場」は切り離すことができません。
ですから「職場で仲間を作り自分が快適に過ごせる場所作り(おしゃべり)」は、女にとって仕事のようなものなのです。

■お互いの考えに歩み寄る努力を

あれこれ理屈っぽく書いてきましたが、相手と楽しくストレスフリーに過ごすためには、理解できない事があっても「わけわからん!」と突っぱねるのではなく「なんでかな~?」と、考え歩み寄る姿勢が一番大事なのではないでしょうか。

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