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赤面症はなぜ起こる?【赤面症は治す必要ない】

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赤面症はなぜ起こる?

理由①:高反応

まず赤面症がなぜ起こるのかを考えると、赤面症の人が高反応であることが挙げられます。

高反応は別の言葉で表すと「敏感」であり、低反応は「鈍感」です。

自身が置かれた環境
周りの目線や反応
相手の発言や感情

これらに高反応(敏感)だから赤面します。
周りに対し何も感じない低反応(鈍感)な人が赤面するでしょうか?
しませんよね。

高反応(敏感)だから赤面するわけです。

ちなみに高反応か低反応かの違いは、良い悪いで区別されるものではありません。

  • 高反応か低反応か
  • 内向的か外向的か
  • 静かか騒がしいか
  • 慎重か大胆か
  • 現実的か創造的か

どちらが良いも悪いもありません。
ただの個体差(特徴)です。

理由②:好印象

次に生物的に赤面症の意味を考えてみると面白いことが分かります。

今この記事を読んでいる方は少なからず赤面症でお悩みのことでしょう。
もちろんこの記事を書いている私も赤面症で悩んでいた時期がありました。

しかしヒトはなぜ赤面するのか?
実は赤面することによって相手に好印象を与えるためです。

は?と思いますよね。

ですがこれは実験で証明されています。

実験:
失敗や非道徳的なことをした体験談(例えば「コーヒーを客にぶちまけた」「助けを求める人を見て見ぬふりをした」等)と、その当人の写真を見せ、どういう表情をしていると思いやりがあり信用できると判断されるかを調べた
①恥ずかしそうで決まりが悪い表情
②恥ずかしそうで決まりが悪い表情で赤面している
③ごく普通の表情
④ごく普通の表情で赤面している

心理学者コリン・ダイクの実験より引用

この実験の結果、赤面している②と④がダントツ好印象でした。

なぜ赤面することで思いやりや信用という印象が高まったのか。
この研究チームは、赤面は自分でコントロールすることのできない「決まりの悪さ」を表現する本物の信号だからである、と推論しています。

赤面症の人は意外にも、赤面によって思いやりや信用の印象面でプラスに作用していたことになります。

理由③:謙遜・遠慮・献身

最後の理由として、赤面症の人が持つ謙遜・遠慮・献身といった性格特性があります。

多くの霊長類が諍いのあとに関係を修復しようとする時、決まりの悪さを表現することで関係を修復することが分かっています。

うなだれる
唇を強く結ぶ
視線を逸らす

これらは決まりの悪さを表す表現です。

そして理由②で述べたとおり、ヒトにおいて最大の決まりの悪さ表現方法が「赤面」です。

つまり赤面症のあなたは、
「相手を尊重し自分を謙遜する」
「相手を尊重し遠慮する」
「相手を尊重し献身する」
そういう性格特性の持ち主だということです。

赤面症は治す必要があるか?

ここまで赤面症の良い点に触れてきましたが、やはり悪影響もあるように思います。
例えば、

  • いざという時に大胆に振舞えない
  • 赤面するのが恥ずかしくて人前が怖い

こんなところでしょうか。

しかしよ~く考えてみてください。

 

赤面症のせいで「いざという時に大胆に振舞えない」?
赤面症のせいで「人前が怖い」?

 

大胆に振舞った時に周りに否定されると赤面する
人前で失敗したら恥ずかしくて赤面する

こっちの方が当たってませんか?

つまり、赤面症があなたの人生の妨げになっていると思っているなら勘違いだということ。

赤面すると「決まりの悪さ」が確実に相手にバレるだけ。決まりの悪いことをしなければ良いだけの話。

大胆に振舞いたいなら否定されない振舞いを練習すれば大丈夫ですし、
人前で失敗したくないなら失敗しないように練習すれば大丈夫。

 

まとめるとこうなります。

赤面症は「決まりの悪さ」を表現する最大の武器である。
赤面によって人間関係が円滑になったり信用を得られる。
赤面症を治したいなら決まりの悪い状況を作らないように努力すること。

以上です。

赤面症の人の性格特性的にはプラスの側面しかないわけです。自分の練習不足や努力不足によって赤面してしまうこともありますが、自分が悪いだけなのに相手に許され信用されます。

ということで結論、

赤面症は治す必要なし

でした。

 

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