前回は「逆効果になる褒め方」についてお話ししました。
逆効果な褒め方をまとめると、
能力や才能、結果だけを褒めて、失敗したら叱る
でしたね。
絶対的に逆効果なのについついやりがちな褒め方なので、皆さんも気をつけましょう。
じゃあどういう褒め方をすればいいの?
ということで、説明していきます。
どういう褒め方が正解か
ここで言う「正解」は、
- 努力の習慣をつける
- 問題解決能力の向上
この二つの目的を果たすことを言います。
過程を褒める
答えから述べると
「過程を褒める」
です。
じゃあなぜ過程を褒めることが思考力・問題解決能力・成長マインドセットに対してプラスに働くんでしょうか。
「過程」って何?
そもそも「過程」って何のこっちゃ?ってなると思います。
「過程」とは、具体的にいうと
- 努力
- 戦略
のことです。
「過程」を褒めるとどうなる?
「努力」を褒める
「家に帰ってから毎日予習してたもんね、偉い」
「よくそんなにやりこんだなぁー!」
⇒『次も頑張ろう』
結果がどうであれ、その過程で努力した部分は必ずあるはず。
そこを見付けて褒めます。
努力を褒めることで努力する習慣をつけることができます。
もし努力の仕方が間違っていて結果が出ていないのであれば、努力は褒め、努力の仕方を教える必要があります。
「戦略」を褒める
「そんな方法で成果出したんだ、すごい」
「〇〇したのが良かったんじゃない?」
⇒『戦略を考えて効果的に成果を出そう』
努力と並んで大切なのは「戦略」。
成果よりも、どうやってその成果を出したのかが重要です。
戦略を褒めることは問題解決方法を考えたこと自体を褒めることになります。
戦略を褒めることで自分で考える習慣をつけることができます。
褒める所が見つからない場合
とはいえ、努力や戦略を立てて臨んだものの結果が出ない場合もあるでしょう。
『褒める所が見つからない…』
子どもや部下に、そんな思いを抱くこともあるでしょう。
そんな時でも褒めるべきなのか?
褒めるべきならどうやって褒めれば良いのか?
詳しくは次の記事で。
ではまた!